学校林とは

 小学校、中学校、高等学校等において、学校の基本財産形成や児童・生徒への環境に関する教育、体験活動を目的に、学校が保有している森林をいいます。明治28(1895)年の日本政府による学校林設置の訓令が始まりとされています。

学校林の現状

 学校林の保有校数及び面積は、昭和55(1980)年の調査から減少傾向にあり、平成23(2011)年時点では保有校は2677校、面積は1万8千ヘクタール弱となっています。 その原因として、児童数の減少による学校の統廃合のほか、当初の目的を喪失(もしくは達成)したこと、森林管理の負担等が考えられます。

 (出典:学校林現況調査報告書(平成23年調査) 公益社団法人国土緑化推進機構)

学校林のこれから

 平成12(2000)年に「総合的な学習の時間」が導入されたこと等をきっかけに、学校林は再び注目されるようになりました。
 近年は、地域住民や森林ボランティア団体、企業等が一体となって学校林を保全し、教育の場として活用する取組や、国語、算数、理科、社会など、さまざまな教科の中で、学校林を活かすカリキュラムの工夫なども行われています。
 子どもたちの人格形成や幅広い知識の習得の場として学校林を活かし、その活動を継続していくためには、教育現場における地道な活動の積み重ねとともに、地域社会や行政、NPO、企業などがそれを支えていくことが重要です。
 学校の森・子どもサミットの開催もまた、学校林活動の輪を広げ、それを支える一助となることを願っています。