平成27年度 第2回学校の森・子どもサミット 開催報告

サミット2日目(午後)

(3)西粟倉村の森林での「ふるさと元気学習」

天然林での五感でビンゴ
天然林での五感でビンゴ

 昼食が終わると、森林体験活動「ふるさと元気学習」です。子どもたちは12班に分かれてバスで出発しました。子どもたちは、天然林エリア・人工林エリア・沢エリアの3つのうちの2つのエリアを回り、それぞれのプログラムに参加しながら、「すごい!」と思ったことを写真に撮ります。写真に撮った西粟倉村の「すごい!」には、ぴったりのキャッチコピーをつけ、夜の発表会で班ごとに発表することになっています。
 天然林エリアは、村の最北部にあり、約200種類の樹木が育ち、野鳥も多くいる森林です。子どもたちは、五感を使った「森のおくりものビンゴ」などを楽しみながら、村の「すごい!」を探しました。

人工林での間伐作業見学
人工林での間伐作業見学
沢歩き
沢歩き

 人工林エリアでは、高性能林業機械を使ったスギやヒノキの間伐作業を見学しました。自分たちで持ち上げようとしても持ち上がらなかった丸太を、機械が安々と持ち上げる様子に皆、驚きの声を上げていました。また、ノコギリを使った丸太切り体験なども行いました。
 沢エリアでは、人工林を流れる川の中を班ごとに助け合いながら歩きました。西粟倉小学校の5年生が「滑りやすいからカニ歩きで!」「ここの石に両足を着くと渡りやすいよ!」と声をかけてくれます。また、人工林に入り、木の年輪やホタルの話などを聞きました。
 各エリアでは、村のボランティアスタッフの方たちが、エリアの特徴を説明して下さいました。

発表会の準備
発表会の準備

 各エリアを回った子どもたちは、宿泊先である国民宿舎あわくら荘に着くと、早速、今晩の発表の準備に取りかかります。
 森林で見つけてきた「すごい!」を各班で一つに絞り、これを示す写真を選び、キャッチコピーをつけなければなりません。「すごい!」と思ったものが多すぎてなかなか一つに絞れない班、写真は決まったもののキャッチコピーに苦戦する班、発表会でどうやってみんなを笑わせようかと動きやセリフの練習を始める班など、とても昨日出会ったとは思えないほど和気あいあいと、発表の準備を進めていました。

発表会
発表会

 発表会には、村の人たちもたくさん集まってくれました。
 「昼間のHO・TA・RUにびっくり!」「川、きれいすぎてオーマイガーだぜ」「子供ものれる!サルノコシカケ」など子どもたちが一生懸命考えた個性的なキャッチコピーと写真が、壁にずらりと貼られました。各班は順番に前に出て、メンバーの自己紹介をした後、自分たちが選んだ「すごい!」やそれを選んだ理由を発表しました。シンプルにまとめた班もあれば、ギャグを入れたり動きを入れたりした班もあり、それぞれ趣向を凝らした個性豊かな発表をしてくれました。
 昨日の発表会は、同じ学校の児童が日頃の活動の成果を先生の指導の下で練習して発表する場。この日は、昨日出会ったばかりの各校児童の混成チームによる、子どもたちだけで作り上げた即効の発表の場。異なる2つの発表会でしたが、どちらも身近な森林の中で学んだことを生き生きと発表してくれました。
 発表会のあとは、村の人たちが各班を回り、子どもたちに直接質問をしたり、話をしたりして交流しました。最後は、「あいさつタッチ」で村の人たちとお別れ。たくさんのプログラムを体験して疲れているはずでしたが、最後の夜を惜しむように、子どもたちの部屋からはいつまでもおしゃべりや笑い声が聞こえていました。