平成27年度 第2回学校の森・子どもサミット 開催報告

サミット3日目

(1)西粟倉中学校の生徒による間伐材を使った「木の葉書き」のワークショップ

中学生による発表
中学生による発表
「木のはがき」に手紙を書く
「木のはがき」に手紙を書く

 サミット最後のプログラムは、西粟倉中学校の生徒たちによる間伐材を使った「木の葉書き」のワークショップでした。
 中学生の中には、西粟倉小学校に通っていた2年前に、この「学校の森・子どもサミット」の前身の行事で発表した生徒もいたとのことです。
 はじめに、中学生がわかりやすく「間伐」と「手紙の書き方」について説明してくれました。今回、子どもたちが手紙を書く「木の葉書き」は、中学生が間伐した西粟倉の間伐材を使って、地元の木工品工房が制作して下さったものです。会場には、西粟倉の森のキャラクターのスタンプや色とりどりのサインペンが用意され、中学生の説明を受けながら、子どもたちが葉書き作成に取りかかりました。

木のポスト
木のポスト

 家族へ、小学校の友達へ、サミットで出会った友達同士、中には「サミットでの思い出を忘れないように!」と自分に宛てて葉書きを書く子も。
 思い思いに葉書きを書いたあとは、中学生がデザインした間伐材製の「木のポスト」に手紙を投函しました。

(2)閉会式

閉会式
閉会式

 閉会式では、まず、西粟倉村の青木村長からご挨拶いただきました。そのあと、実行委員会事務局長である澁澤寿一(認定NPO法人共存の森ネットワーク理事長)が閉会の言葉を述べました。
 閉会式の終わりに、子どもたちにこのサミットに参加した感想を聞いたところ、「友達がたくさんできてよかった」「短い時間で話し合って発表するなんて無理と思ったけれど、みんなで協力してうまく発表できてうれしかった」など、積極的に手を挙げて発言してくれました。

ホームでの別れ際の握手!
ホームでの別れ際の握手!

 最後も村の人たちに「あいさつタッチ」で見送られ、駅まで皆で歩きました。この日の電車は、サミットのためにいつもより1両多い2両編成。ホームで見送ってくれる西粟倉小学校の友達と、発車直前までみんな名残惜しそうに話していました。
 2泊3日に渡った「第2回学校の森・子どもサミット」。ユニークで幅広い学習を行っている小学校が集ったサミットとなりました。
 特に森林体験学習を単なる「体験」ではなく、ゴールや目的をはっきりとさせ、子どもたちの成長や地域の課題と結びつけるような学習にするための工夫がなされている学校が多くなっていることが感じられました。そして、西粟倉村での「ふるさと元気学習」の体験は、教育現場と地域が一体となって子どもたちを支え、見守りながら、子どもたち自身の「考える力」「助け合い、協力する力」「伝え合う力」によって進める学習として、子どもたちだけでなく引率の先生や大人の参加者にとっても刺激となりました。
集合写真