平成29年度 学校の森・子どもサミット夏大会 開催報告

平成29年7月25日(火)〜27日(木)に平成29年度学校の森・子どもサミットを愛知県豊田市・三重県大台町にて開催しました。

サミット1日目

(2)豊田市での「森の健康診断」体験活動

 発表を終えた子どもたちは、豊田市の六所山に移動しました。六所山の森林で「森の健康診断」という、森を五感で体感し、人工林の健康状態を科学的に調べるプログラムを体験しました。
 子どもたちは、森林にも健康状態があることを知り、どんな状態が健康なのか、どうしたら健康状態が分かるのか興味深くスタッフの説明を聞いていました。明日は自分たちで三重県大台町の森の健康診断をするため、みんな真剣です。

 また今回は、三重中学校・三重高校の生徒達がボランティアスタッフとして参加してくれました。中高生は事前に「森の健康診断」のリーダー研修に参加して森林での体験活動のサポートしてくれました。また、移動のときに誘導したり、班の子どもたちに声をかけたりするなど、子どもたちのお兄さん・お姉さん役として常に行動をサポートしてくれました。そのお陰で、子どもたちも安心して活動することができたと思います。

(3)森林環境教育を考える2つの分科会

 一方、発表会のあと豊田市福祉センターホールの会議室で参加校の先生や一般参加の人たち向けに森林環境教育を考える2つの分科会が開催されました。
 分科会1では、「先生のための実践アクティブ・ラーニング〜森が感性・探究する力・学び合う力を育てる〜」をテーマに、グループに分かれて身近な自然を生かした体験活動の案を作成しました。また、ファシリテーターから「自分の考え」「いいこと見つけ」「おたずね」「おたすけ」をキーワードにした「4つの対話アイテム」が紹介され、体験活動をきっかけとしてより学び合う力を高める手法を学びました。この分科会には、豊田市の新任の先生たちが多く参加しており、体験活動の実施方法などについて活発な議論が交わされました。
 分科会2は、「子どもたちと地域がつながる森林体験活動交流会〜子どもらのキヅキとマナビが森を変える。じっちゃんたちの本気で地域が変わる〜」をテーマに、「森の健康診断」を三重県いなべ市、愛知県豊田市、岐阜県恵那市、愛知県岡崎市で実施している「森の健康診断出前隊」のスタッフや、地域で小学校と連携して活動する方たちをゲストとして迎え、パネルディスカッションを行いました。地域での活動事例をもとに、地域の人たちと子どもたちとの森を通した多様な関わり方について理解を深めました。