平成30年度 学校の森・子どもサミット 開催報告

平成30年7月30日(月)~31日(火)、平成30年度 学校の森・子どもサミットを福井県にて開催しました。

サミット1日目

(1)小学校児童による活動事例発表会

 7月30日、会場である福井県県民ホールには、北は北海道から南は鹿児島まで全国10校の発表校の子どもたちと先生が集まりました。台風の影響で残念ながら1校が参加を見合わせることになってしまいましたが、他の発表校は交通の遅れなど影響があったものの、無事に到着。念入りなリハーサルが始まりました。

 13時になり、いよいよ学校の森・子どもサミットが始まります。発表会の会場には、発表校の子どもたちを含む約250名が集まりました。

  開会式では、主催者を代表して本サミットの実行委員会委員長である梶谷辰哉氏(国土緑化推進機構 専務理事)と実行委員の木下仁氏(林野庁 森林利用課 山村振興・緑化推進室室長)が開会の挨拶を行いました。

 その後は、澁澤寿一氏(NPO法人共存の森ネットワーク 理事長)による「森林環境教育とESD」をテーマにしたキーノートスピーチがありました。

 いよいよ、子どもたちによる発表の時間です。子どもたちはステージに上がるときは緊張した表情。それでも、発表が始まると、学校の紹介やフィールドとしている森林の特色など工夫を凝らして元気よく発表をしていました。それぞれの発表から、地域や自然環境の特色を生かした多様な学びの形があることがわかります。子どもたちの発表には、客席から大きな拍手が送られました。

(2)森林環境教育を考える2つの分科会

  一方、発表会のあと、福井市の会場では、教員や一般参加の人たち向けに森林環境教育を考える2つの分科会が開催されました。

 分科会1は、認定NPO法人アサザ基金の飯島博氏を講師に迎え、「生き物や地域が発する問いに応えるまちづくり学習」をテーマに開催しました。子どもたちが自分の地域についてよく知ることで、地域の可能性やそれを活かしたまちづくりの提案等の具体的な事例紹介のほか、自分の考えを提案し、実現に向けて自ら考え行動できる人材になるための学習プログラムの紹介があり、本当の学習は問いを共有し、深く調べ考えることの必要性をお話しいただきました。

  分科会2は、「森のようちえん 幼児期の子どもの可能性」をテーマに、森のようちえん全国ネットワーク理事長の内田幸一氏が講演を行いました。この分科会には、福井県内の保育園・幼稚園関係者、自然体験活動者が多く参加。従来の保育と森のようちえんの違い、その教育効果などについて、ご自身の体験や事例をもとにご紹介いただきました。